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           クトゥル-神話の神々について

Detailed Explanation (may be) of CTHULHU MYTHOS 

クトゥル-神話(Cthulhu Mythos)を示す固有の記号は大きく三つに分けられます。架空の書物とその著者たち、架空の土地や組織、それに神々を初めとする異生物たちや特定の人物たち、の三つです。

架空の書物(絵画や音楽も含む)としてはネクロノミコン(Necronomicon)、エイボンの書(Book of Eibon)、エドワード・ピックマン・ダービイ(Edward Pickman Derby)アザトースその他の恐怖(Azathoth and Other Horrors)、リチャード・アプトン・ピックマン(Richard Upton Pickman)の描いたグールの絵や、エーリカ・ツァン(Erika Zann)のロックのCDなどが含まれ、変わったところでは実在のクトゥル-神話作家であるリン・カーター(Lin Carter)が書いたとされる架空のクトゥル-神話小説ヌクトーサとヌクトルー(Nctosa and Nctolhu)を掲載した架空の同人誌Mysterious Travelers Ⅱ号と云ったものまであります。

架空の土地や組織としてはミスカトニック河(Miskatonic River)流域の町アーカム(Arkham)ミスカトニック大学(Miskatonic University)、寂れた港町のインスマス(Innsmouth)、寒村のダニッチ(Dunwich)、或いはティンダロス(Tindalos)、夢の郷(Dreamlands)、サイクラノーシュ(Cykranosh)=土星、ルギフクス(L'gy'hx)天王星、ヤークシュ(Yaksh)=海王星、ユゴス(Yuggoth)=冥王星と言った異次元や他天体、或いはムー(Mu)ヒュペルボレア(Hyperborea)と言った古代の大陸、地下世界のクン・ヤン(Kn'-yan)、未来に出現する(本来はクトゥルー神話に属するものではなかった)大陸ゾシーク(Zothique)等が挙げられるでしょう。

人物にしてもランドルフ・カーター(Randolph Carter)クラネス王(King Kuranes)、アンリ・ローラント・ド・マリニー(Henri-Laurent de Marigny)等のヒーロー的な人物や、ネクロノミコン(Necronomicon)の著者アブドゥル・アルハズレッド(Abdul Alhazred)にその直系の子孫のアラン・ハスラド(Alan Hasrad)、エイボンの書(Book of Eibon)の著者である魔術師エイボン(Eibon)、書き手に依って立場が微妙なラバン・シュリュズベリイ博士(Dr. Laban Shrewsbury)、リン・カーターが創造し彼の死後も他の作家達に依って書き続けられている(本来はクトゥル-神話のキャラクターではなかった)アントン・ザーナク博士(Dr. Anton Zarnak)に、"The Call of Cthulhu"を皮切りにクトゥル-教団との長い戦いに身を投じるインスペクターのジョン・レイモンド・ルグラース(John Raymond Legrasse)、映画化もされた「マニトウ(The Manitou)」の大魔術師ミスクァマクァス(Misquamacus)等、様々な人物達がおり、そして、クトゥル-神話の最大の呼び物(?)である異生物たち、特に特定の種族から神と呼ばれる存在や彼らと同等の力を持つ存在は、21世紀となった今でもその数が増加し続けており、おそらく全てを把握している者は誰も居ないものと想われます。

クトゥルー神話中で名前が登場する神々については、次の四つのグループに大別可能です。

A.

Old One, Great Old One, Anicient One, elder god,Elder God等の名で表記されるもので、クトゥル-(Cthulhu)ヨグ=ソト-ス(Yog-Sothoth)、ダゴン(Dagon)等の、つまりは有名な怪獣神達は、ほぼこのグル-プに含まれます。日本語訳としては「大いなる古き神」「古きもの」「旧支配者」等がありますが、直訳に近い古きものが訳としては一番無難なので、本HPで日本語表記する際には、この訳を用います。                                                   なお、後にこのグル-プは中で更なる分類の試みが度々起きています。一度目はリン・カ-タ-で、彼はまずLesser Old Oneと言うグル-プを設けクトゥル-などに仕える従属種族をここに括りました。その上でその種族の指導者である存在、たとえば深きもの(Deep One)を率いるダゴン(Dagon)もそのグル-プに括ったのです。                                                    又、後にクトゥル-神話はテーブルトークRPGになりましたが、ここで古きもののうち強大な存在については別にOuter Godと言うグル-プに括られる事になりました。元はヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)の呼称の一つだったもので、昔からの書き手はこの分類を用いていませんが、今日では結構浸透していて90年代以降に参入した書き手の中には、逆に最初から自分の創造した存在をこの分類に括る人も居ます。直訳すると「外神」ですが、ヨグ=ソトースの呼称として古くから外なる神の日本語訳が存在しているので、このHPでも外なる神としておきます。又、ラヴクラフトのDream-LandsものでOther Godなる存在が語られています。直訳すると「異神」ですが、日本語訳としては「異形の神」「異なる神」「蕃神」等があり、後にOld Oneと同一視されていた筈なのですが、テーブルトークRPGにおいて、わざわざOther Godに括る存在が設定されているので、このHPで扱う時は異なる神としておきます。 

B.

God of EaethもしくはGreat Oneの名で表記されるもので、前者の日本語訳は「大地の神」「地上神」「地球本来の神」等があり、後者の訳としては「大いなる者」があります。元々、前者はDream-Landsに棲まう人と異なる種族全体をあらわす呼び方として使用され、後者はDream-Landsのングラネク(Ngranek)山に巨大な顔を彫られた謎の四者に対して呼ばれたものでした。いずれもラヴクラフトのダンセイニ風ファンタジ-であるDreamlandsもので言及されており、Dreamlandsに住むGod of Earthの中で人々に崇拝されているのがGreat Oneと言う事になりそうです。彼等は人間と交わって混血を誕生させる事があり、彼等の血を受けて誕生した者達は、いずれも長身で尖った耳を持つ事から、この二点が身体的特徴の様です。想うにラヴクラフトはエルフのイメージで描写していたのではないでしょうか。本HPでは大地の神としておきます。

 

C.

The Elder God, Elder God, Anicient One等と表記されるものです。日本語訳としては「旧神」「旧き神」等がありますが、古きものたちの敵対存在として設定されている以外、書き手に依って設定はまちまちです。本HPでは古き神としておきます。以下に大きく異なる設定を並べておきます。                                                                                     1.絶対的な善の存在で悪しき古きものを封じている全能の、そして唯一の存在であると云うもの。                                                        2.古来より宇宙に存在していたが、王であるアザトース(Azathoth)とその従者であるソトース(Sothoth)、それにソトースが創造した古きもの達を追放、もしくは封印して矢張りアザトースの従者だったノ-デンス(Nodens)が王位に着いたと云うもの。                                                     3.様々な異星人から成る善良なグル-プで、そこから離反したのが古きもの達だったと云うもの。                                                       4.ベテルギュースに居た脆弱な種族だったが、古きもの達が地球で眠りに着いたのを知って地球に飛来、そのまま封印したものの封印の監視者であるノ-デンス以外は歳月を重ねるうち、ますます弱体化して行き、ノ-デンスが疲れて眠り封印のメンテナンスを行う者が居なくなった時、古きもの達が復活すると云うもの。                                                         5.宇宙の無慈悲な支配者達であり、彼等から自由を得ようと戦っているのが古きもの達であると云うもの。                                                                                                                 6.何だかよく判らないが古きもの達と敵対している。但し、敵の敵は味方・・・とはならず人類にとってもロクな存在ではない・・・と云うもの。

 

D.

無所属の、つまりグループ外の存在です。クトゥルー神話とされる作品に名前が出て来ていながら、前三者のいずれのグループにも属さないものを差します。例えばヴァルーシアやゾシークで崇拝されていながら、古きものの一員に数えられていないもの等です。

  

神々についての個別の解説はこちらです。

 

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