Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
ゾ=カラール
誕生と死の神でタマシュとロボンを従えています。長身細身で髪と肌はボンホワイト、眼はソリッドブラック、黒いサテンのローブを纏っているとなっています。
タマシュ
幻影の支配者とされる神です。小柄で像容は銀の肌にコールブラックの髪と髭、金のローブを纏い金箔の月桂樹をあしらった王冠を冠り、瑠璃の杖を携えています。サルナスの滅亡後も蜥蜴達から単独で崇拝され続けています。
ロボン
髭を生やし優美な巻き毛の若者として描かれ右手に槍を持った神です。
1920年 初言及作品:H・P・ラヴクラフト「サルナスをみまった災厄/サルナスの滅亡/サーナスの災厄」
1948年 関連作品:H・P・ラヴクラフト「幻夢郷カダスを求めて/未知なるカダスを夢に求めて」
上記の三神は、今日、大地の神に数えられています。
滅亡したサルナスの三主神で、ラヴクラフトはこの神々について細かい事は語っていません。ボクラグ(Bokrug)の呪いでサルナスが滅亡した時、彼等は何もしませんでした。或いは人類について興味が無かったのかも知れません。「未知なるカダスを夢に求めて」(Dream-Quest of Unknown Kadath)においてサルナスがDream-landsにあった事になって以降、この三神は自然と大地の神であると考えられるようになったのでしょう。
殆ど語られる事の無かった神々ですが、テーブルトークRPGでは何も判らないでは済まされなかったようで、三神についての説明は全てゲーム用にサンディ・ピータースン(Sandy Petersen)が創造した設定です。又、2006年に発行された「Malleus Monstrorum」で彼がロボンの項目で書いた事に依ると、三神は兄弟です。ゾ=カラールが長兄でロボンが末っ子のようです。又、三神の崇拝はサルナスの外でも広まっていたものの、サルナスの滅亡後、衰退して行き、唯一、人間以外(蜥蜴)の信者を持っていたタマシュの崇拝だけが続いているのだとされています。
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