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Yig

Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS

 

 イグ

 

1929年  初言及作品:ゼリア・ビショップ/H・P・ラヴクラフト「イグの呪い」

1975年    言及作品:クリスピン・バーナム「Images in Stone

1976年    言及作品:リン・カーター「Zoth-Ommog」

1978年    言及作品:リュイリン・M・カボス「The Color from Beyond」

1983年    言及作品:リン・カーター「The Vengeance of Yig」

1996年    言及作品:ゲイリー・メイヤーズ「Mother of Serpents」

1996年    言及作品:スタンリー・C・サージェント「From Darker Heavens」

1998年    言及作品:ジョゼフ・S・パルヴァー「The Guard Comand」

1998年    言及作品:ジェームズ・アンビュール「The Snake-God of Shonhi」

                                                                           「The Snakefarm」   

 

 

蛇の神。ラヴクラフトゼリア・ビショップ(Zealea Bishop)の出した案を元に依頼されて代筆しWeird Talesの1929年11月号に掲載された「イグの呪い」(The Curse of Yig)において言及される存在です。あらゆる蛇の父とされ、蛇を殺した相手を呪い、蛇を殺した相手の家に種々様々な蛇を出現させ熱病で苦しめるとされていますが、蛇さえ殺さなければ何ら問題無く共存も可能なので、その点では温厚な神と云えそうです。作中でイグを知るインディオ達は、決して蛇を殺さないと語られています。それにしてもラヴクラフトにしては蛇神の恐怖と言うのは平凡な気もしますが、蛇は依頼主であるビショップの創案だった様です。なお、ビショップの注文は恋愛小説だったらしいのですが、ラヴクラフトは恋愛の「れ」の字も入らぬホラーに仕立てています。どう考えてもビショップが依頼する相手を間違えたとしか想えないのですが、結果として誕生したのがこの神様だった訳です。まあ、ラヴクラフトに恋愛小説を発注したビショップビショップなら、注文を聞いて平気でホラーを書いたラヴクラフトラヴクラフトと云うところでしょうか。結局、この作品では呪われた女性の出産した子供が蛇と人との混合体の様であったとする結末になっており、イグそのものは姿を見せておらず、ラヴクラフトの作品としては珍しく最後に恐怖の元となる存在が姿を見せないと云う珍しいパターンになっています。

蛇はアメリカ人にとっても身近な存在だったせいか、後に多くの作家が取り上げています。

クリスピン・バーナム(Crispin Burnham)が同人誌The Dark Messenger Reader 1号に発表した「Images in Stone」ではイグと共にイグの息子ヴォルティーグ(Vortiyig)も蛇神として名を挙げられています。又、スタンリー・C・サージェント(Stanley C Sargent)が同人誌Cthulhu Codexの7号に発表した「From Darker Heavens」では、古代クレタ島の守護女神ヘルペテ(Herpete)イグの娘である事が語られており、ジョゼフ・S・バルヴァー(Joseph S Pulver)が同人誌Crypt of Cthulhuの99号に発表した「The Guard Comand」では、イグシュブ=ニグラス(Shub-Niggrath)との間に性魔術師達の崇める女神ウトゥルス=フリール(Ut'ulls-Hr'ehr)が居るとされています。                                                                  イグのその他の眷属としては、従者としてイグに仕えている不死のスススハー(Sss'haa)率いる蛇人間(Serpent People)達は実際にイグの子供達かその子孫です。リン・カーター(Lin Carter)イグの相手をして子供達を産んだ何者かを、自身が編んだアンソロジー「Weird Tales #4」に書いた「The Vengeance of Yig」の中でMighty Motherと呼んでいますが、正体は不明です。

イグ自身の出自に関しては、リュイリン・M・カボス(Llewellyn M Cabos)が同人誌Eldritch Talesの4号に発表した「The Color from Beyond」で語られており、それに依るとイグは兄弟のロコン(Rokon)が支配する地球によく似た(森や山があり動物達や人間が暮らしている)惑星ザンダヌア(Zandanua)の出身であり、子供達を引き連れて地球に飛来したと云う事です。その際、既に地球には人間がおり、その時点でイグに仕える事を決めた者達の子孫が、今もイグの信者であり続けている事がジェームズ・アンビュール(James Ambuehl)がネットマガジンのNightscapes6号に寄稿した「The Snake-God of Shonhi」で語られています。

なお、ゲーリー・メイヤーズ(Gary Myers)が同人誌Cthulhu Codexの9号に発表した「Mother of Serpents」に依ると、スネークマザー(Snake Mother)と呼ばれる人間の女司祭が、イグに代わって人間の信者達を纏め、導いている様です。

 

 

 

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