Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
グノフ=ケー、ノフ=ケー
1934年 初言及作品:ヘイゼル・ヒールド/H・P・ラヴクラフト「博物館の恐怖」
1945年 言及作品:H・P・ラヴクラフト/オーガスト・ダーレス「暗黒の儀式」
1975年 言及作品:リン・カーター「The Scroll of Morloch」
北方の亜人族であるグノフケー族(Gnophkehs)の神です。ラヴクラフトがヘイズル・ヒールド(Hazel Heald)の依頼で代筆しWeird Talesの1933年7月号に掲載された「博物館の恐怖」(The Horror in the Museum)において言及されていますが、後、オーガスト・ダーレス(Augast Derleth)が発表した「暗黒の儀式」(The Lurker at the Threshold)においてグノフ=ケーは同じ「博物館の恐怖」の主題であったラーン=テゴス(Rahn-Tegoth)の化身であるとされました。
リン・カーター(Lin Carter)がFantasticの1975年10月号に発表した「The Scroll of Morloc」ではこの設定を受けて、この神とグノフケー族を嫌悪する一ヴーアミ(Voorm)の口を借りて、グノフ=ケーの名前を出さず、ラーン=テゴスの化身たるグノフケー族が崇拝する下劣な神性とか、宇宙的嫌悪ラーン=テゴスの化身などと呼んでいます。
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