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Vulthoom

Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS

 

ヴルトゥーム

 

1935年   初登場作品:クラーク・アシュトン・スミス「Vulthoom」

1976年     言及作品:リン・カーター「Zoth-Ommog」

  

本来この存在はクトゥルー神話の存在ではありませんでした。クラーク・アシュトン・スミス(Clasrk Ashton Smith)がWeird Talesの1935年9月号に発表した未来の火星を舞台にした長めのSF短編「Vulthoom」に登場する宇宙人です。大昔に外宇宙から太陽系やって来て宇宙船が遭難し火星に不時着してしまったと云うのです。ヴルトゥームの外見は美しく、人間よりも巨大な花の姿をし、花の中央から妖精めいたヒューマノイドの上半身が突き出した形をしているのですが、その上半身に見える部分が単なる雌蕊に過ぎない可能性もある一方、花の部分が本当にヴルトゥームの肉体の一部なのかも判らず、結局、植物宇宙人なのか、それとも巨大な花の内部に自らの下半身を埋めたヒューマノイドなのかは不明です。

一部の火星人達を配下としましたが、長い歳月のうちに他の多くの火星人達から邪神と呼ばれる様になりましたが、地球人の船が火星や地球を行き来する頃には、ヴルトゥームに従っている者達以外には忘れ去られ、半ば伝説の存在と化し、実在を信じる者は地球人どころか火星人にも殆ど居ない状態になりましたが、実は地下ではヴルトゥームと配下の火星人達が棲息していました。

スミスの作品では、ヴルトゥームは実は地球へ行きたがっており、それで配下を派遣して仕事にあぶれた地球人パイロット二名を連れて来させる・・・と云うものでした。なお、ヴルトゥームは一千年周期で睡眠をとりますが、その際、配下の者達も特殊なガスで一千年間眠らせます。生物としての能力ではなく、あくまで宇宙人としての科学技術の産物です。

後にリン・カーター(Lin Carter)はこの存在を気に入ったのか、アンソロジー”Disciples of Cthulhu”に寄せた「Zoth-Ommog」の中で、いきなりヴルトゥームヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)の息子とし、クトゥルー(Cthulhu)ハスター(Hastur)の異母弟としました。スミスは性別を語っていなかったのですが、カーターは男にしてしまいました。

 

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