Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
ドローム=アヴィスタ
1937年 登場作品:ヘンリー・カットナー「The Jest of Droom-Avista」
呼称
彼方に棲まうもの(Dweller Beyond)
暗く輝けしもの(Dark Shining One)
冗談を行うもの(Jester)
ヘンリー・カットナー(Henry Kuttner)がWeird Talesの1937年8月号に発表した「The Jest of Droom-Avista」に登場する存在です。と言っても声とその力だけしか現れず、どの様な姿であるのかは判りません。 カットナーの創造したムーのベル=ヤルナク(Bel-Yarnak)を冗談で滅ぼした存在です。もともと地球の事をちっぽけな惑星呼ばわりするぐらいの存在で、あまり気にも留めていなかった様なのですが、妖術師にして最強の神官トラゾール(Thorazor)に呼ばれて眠りを覚まされました。呼びかけに応えたドローム=アヴィスタの冗談は、ベル=ヤルナクの全ての元素を鉄に換えてしまうもので、トラゾールも最後は鉄になってしまいました。しかし眠りを中断させられたドローム=アヴィスタは術をかけた後、結果を確認する事なく眠りに戻っており、この存在にとって人間や地球など、どうでも良い事なのでしょう。
Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS