Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
ナイアグホグア
1941年 初言及作品:ロバート・A・W・ロウンデズ「深淵の恐怖」
?作品:ロバート・A・W・ロウンデズ「Nyaghoggua」
ラヴクラフト最後の文通相手ロバート・A・W・ロウンデズ(Robert A W Lowndes)の創造した存在です。Stirring Science Storiesの1941年2月号に発表された「深淵の恐怖」(The Abyss)で、矢張りロウンデズが創造した「イステの歌」(Song of Yste)に言及があり、それに依ると、異世界からの侵入種族アドゥムブラリ(Adumbrali)がナイアグホグアの神官七名に挑み、二名が殺されたと云う事です。
そして、Famous Fantastic Mysteriesの1941年4月号に発表された詩のタイトルがその名もずばり「Nyaghoggua」なのですが、詩の内容が判らず、これ以降、この存在の名前が登場する作品は無い様なので、結局、どの様な存在なのか判りません。真ク・リトル・リトル神話大系の那智史朗氏の解説に依ると、ラヴクラフトが才能豊かな文通相手が現れたと喜んだのは、ラヴクラフトが亡くなる数カ月前との事・・・ですが、もし、ラヴクラフトが急逝していなければ、彼の作品にもナイアグホグアの名前が出て来たかも知れません。
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