Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
レヴァナ
1845年 登場作品:トマス・ド・クインシー「深き淵よりの嘆息」
トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincy)の自伝的作品であり、「阿片常用者の告白」(Confessions of an English Opium-Eater)の続編的性格の「深き淵よりの嘆息」(Suspiria De Profundis)の第一部中、「レヴァナとわれらの悲しみの貴婦人たち」」(Levana and Our Lady of Sorrows)の章で、牛津(Oxford)在学時代のド・クインシーが夢の中で会話した女神です。古代ローマ誕生の女神ですが、ド・クインシーは子供達の守護女神の様に考えていた様です。その為、彼女は、又、子供達を失う親の悲しみの体現化である「われれの悲しみの貴婦人たち」(Our Ladies of the Sorrow)三姉妹神と話をしていたともされています。
話し相手である三姉妹神は、映画「サスペリア」の魔女のモデルとなった為か、クトゥルー神話にテーブルトークRPGで取り込まれましたが、レヴァナに関しては映画出演(?)していなかったせいか、無視されていました。
しかし、そうは云っても「レヴァナとわれらの悲しみの貴婦人たち」の章をクトゥルー神話に取り込んだのですから、この存在も無視出来ないでしょう。三姉妹神がナイアルラトホテップ(Nyarlathotep)の娘達とされているのなら、彼女もナイアルラトホテップの娘か化身か・・・それとも夢の中で会っているのならばGreat Oneなのでしょうか・・・
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