Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
マアナ=ユウド=スウシャイ、マーナ=ユード=スーシャーイ
1905年 初登場作品:ダンセイニ卿「ペガーナの神々」
1906年 関連作品:ダンセイニ卿「時と神々」
1919年 関連作品:ダンセイニ卿「われわれの知る野原の彼方」
1975年 言及作品:ゲーリー・メイヤーズ「Gods of Eaeth」
ダンセイニ卿(Lord Dunsany)の処女作品集「ペガーナの神々」(The Gods of Pegana)に登場する神々の創造主です。(主神ではありません)彼が創ったのは神々であって、世界などはその神々が創りました。マアナ=ユウド=スウシャイが神々を創った時点では既に「運命」(Fate)と「偶然」(Chance)が存在しており、両者はゲームを行っていました。そしてある時、両者のどちらかゲームの主導権を得た方の要請に応じてマアナ=ユウド=スウシャイは神々を創ったのです。そして自らが創ったスカール(Skarl)の太鼓の音に眠った後、世界が誕生しました。神々の創造主が眠っている間に神々が遊びとして創ったのが人間なのです。もしマアナ=ユウド=スウシャイが目覚めれば神々は慌てて人間を片付けてしまうであろうと云われ、又、神々もゲームの駒に過ぎず最終的には片付けられてしまうとされています。
後、アーカムハウスから出たアンソロジー「Nameless Places」にゲーリー・メイヤーズ(Gary Myers)が発表した「Gods of Earth」でこの名は登場し、クトゥルー神話に取りこまれています。けれども何の名前であるのか不明瞭な形での登場で、ナス=ホルタース(Nath-Hortharth)がマアナ=ユウド=スウシャイのTrademarkを追っている・・・とだけしか語られていません。なお、メイヤーズはマアナ=ユウド=スウシャイの名前を全て大文字で表記していますが、これはダンセイニ卿に倣ったものと想われます。「ペガーナの神々」でもダンセイニ卿はマアナ=ユウド=スウシャイに限って全て大文字にしており、想うに他の神々との差別化の為でしょう。
テーブルトークRPGでは何故かアザトース(Azathoth)の別名らしいのですが、根拠不明です。
関連項目
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