Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
セーグ(Saig)
ルサ(Lsa)
1934年 初言及作品:キャサリン・L・ムーア「神々の遺灰」
キャサリン・L・ムーア(Catheline L Moore)がWeird Talesの1934年8月号に発表した怪奇スペースオペラ、ノースウエスト・スミス(NorthWest Smith)の第四作「神々の遺灰」(Dust of Gods)で、かつて、ファロール(Pharol)と共に太陽系に君臨していた神々として語られています。三位一体の神々として玉座は太陽系の第五惑星(現在の小惑星帯)にありました(今日の天文学では第五惑星に成り損なった物質のなれの果てと云われています)が、実際には両神ともファロールと同等ではなく下位の神々だった様です。伝説では何処かへ姿を消してしまった神々とされていますが、過去の世界に行ったスミスが玉座を見た時にも既にファロールしかおらず、この両神が如何なる姿であったのか、どうしたのか、一切が不明です。
なお、余談ですが、クラーク・アシュトン・スミス(Clark Ashton Smith)は1934年9月10日付のR・H・バーロウ(R H Barlow)充ての書簡の中で、本作を出版されている物語群をほぼ凌駕していて気に入ったと云い、ムーアを天才に違いないと褒め上げています。
関連項目
Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS