Haon-Dor

Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS

 

ハオン=ドル

 

1935年   初登場作品クラーク・アシュトン・スミス「七つの呪い」  

1981年     登場作品:リン・カーター「The Descent into the Abyss」

2006年     言及作品:リチャード・L・ティアニー

                                                                  「The House of Haon-Dor」

                            「The Dark Sorcerer」

 

 

呼称

暗黒の妖術師(The Dark Sorcerer) 

 

クラーク・アシュトン・スミス(Clark Ashton Smith)がWeird Talesの1934年10月号に発表した「七つの呪い」(The Seven Geases)に登場した存在で、四番目の呪いの主です。人類誕生以前の魔術師で、館の椅子に座っている様子からどうやら二足歩行のヒューマノイドの様ですが、頭と顔が闇に包まれていて正体は判りません。性別も、そもそも性別があるのかどうかも不明です。地底世界でアトラク=ナクァ(Atlach-Nacha)より下に広大な館を構え、アトラク=ナクァから敬意を払われている程の存在です。又、更に地下に棲息する蛇人間(Serpent-People)の科学者達とも良好な関係を築いています。

リン・カーター(Lin CARTER)「The Descent into the Abyss」で、ハオン=ドルが地下へ入った時の事を語っています。しかし、ここでもハオン=ドルの正体も、一体いつからこの地球に居るのかについても判明しませんでした。又、Lesser Old Oneについてはまるで恐れる様子は無く、アトラク=ナクァの様子などからも、恐らくハオン=ドル自身の能力はGreat Old Oneに匹敵するものではないかと想われます。

 

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