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Alendar

Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS

 

アレンダー 

 

1934年     登場作品:キャサリン・L・ムーア「黒い渇き/黒い渇望」

 

キャサリン・L・ムーア(Catherine L Moore)がWeird Talesの1934年4月号に発表したノースウェスト・スミス(NorthWest on Earth)の第二作「黒い渇き」(Black Thirst)に登場する存在で、金星人が誕生する以前の太古の昔から、金星の地下に居た種族です。正体は人間型に変身出来る黒い粘液状の生物ですが、メンタリティは人間に似ており、本作に登場した個体は尊大でノースウェストの存在を面白がっていました

金星のミンガ(Minga)市には、金星人達が都市を築く以前から城があり、このミンガ城の地下にアレンダーは居ます。この城の門は軟体人間(a flabby creature)ミンガ宦官(Minga eunuchs)に依って守られ、昔から金星、地球、火星の三惑星にミンガの処女(Minga girls)と呼ばれる絶世の美女達を出荷していました。彼女達は高価で取引され王宮などで用いられて来ましたが、実はアレンダー族は美を喰らう事を覚え、その為に城内で美女達を飼育していたのでした。その基準に合格しなかった不適格品の娘達をアレンダーは廃棄するのではなく人間相手に販売していただけでした。これだけ聞くと差別の上に人身販売と非人道の極みなのですが、何しろアレンダーは人間を見下している様な高等生命体で、彼等にとってミンガの処女達は、畜産業者にとっての牛や豚の様な感覚でしょう。彼等の基準外の娘達でも三惑星人にとっては絶世の美女である為、彼女達は外の世界で生き永らえる事が出来た訳ですが、こうして見ると、不適格品だった美女達の方が幸せだった気がします。合格品の娘達は最低でも見ると引き込まれる程の美女で、上級の美女達は人間の感覚では耐え切れない程の美しさを持っています。それは人間が一目見て発狂する程の美しさなのです。

アレンダーは美女達と精神レベルで接触し、彼女達に快楽を与えながら美を吸収して行きます。アレンダーの精神に繋がれた娘はロボットの様に言いなりになります。娘達の中でも勇気と知性を持ち合わせていたヴォディール(Vaudir)アレンダーの内から抗い、その隙を突かれたアレンダーノースウェストに撃たれて溶けてしまいますが、既に生物としての本質部分迄、アレンダーと精神接触していた彼女も又、急速に衰弱して行きます。最後はアレンダー同様、黒い粘液状となり死んで行く運命を悟った彼女はノースウェストに頼んで人間の姿の内に熱線で射殺して貰います。けれども死んだ後の彼女は黒く崩れて消滅しました。

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