Detailed Explanation (may be) of Gods of CTHULHU MYTHOS
ロムニ
1936年 登場作品:キャサリン・L・ムーア「暗黒の国」
キャサリン・L・ムーア(Catherine L Moore)がWeird Talesの1936年1月号に発表したジョイリーのジレル(Jirel of Joily)の第四作「暗黒の国」(The Dark Land)に登場する存在です。生きた「暗黒」であり、その正体は炎です。
自らの中に取り込んだ者に自らを国と想わせ、そこに木々や山などの多くの化身を現出させています。化身の代表的な存在はロムニの王を名乗るパヴ(Pav)です。ロムニの住人は女が一人だけで、何処の世界から来たのかは判りませんが人間ではなく王の愛人です。
以前からジレルの事を気に留めていたらしく、戦で重傷を負い瀕死だったジレルを城から連れ去り傷を癒して妃にしようとしました。しかし、そのやり方を気に入らなかったジレルに拒絶されます。優しい性格で、ジレルに対する愛は本物で拒絶されても最後は助けてくれました。
今でもロムニはジレルの事を何処からか見守っているのでしょうか・・・
関連項目
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